重曹でエコクリーニング かんたん早見表

キッチンのお掃除
手ごわい汚れも重曹や酸を上手に使って落とします。
安全な汚れ落としに、消臭に。重曹が大活躍します。
水あかなど汚れやすい水まわりも重曹ですっきり。
重曹の意外な利用方法をご紹介します。
重曹を使い始める時の疑問にお答えします。
重曹の使い方一口メモ

重曹の使い方  まずは基本的な使い方を見ておきましょう。
1)粉で使う
洗う場所に直接振りかけるか、湿った布、スポンジに軽く振りかけてこすると汚れが落ちます。ふりかけのような容器に入れておくと便利です。
2)重曹水
重曹を水で溶きます。一般的に8%程度までで、用途によって使い方を工夫します。スプレーボトルに入れて、吹きかけます。
3)重曹ペースト
重曹に少しずつ水を加えて、そのまま練りこみます。液体石けんやグリセリンなどを加えたペーストも作っておくと便利です。

ナチュラルクリーニングに使うもの
  • 重曹・・・酸性の汚れに対して使います。油や手垢・湯垢、ビールや酒、腐敗臭などに効果があります。その他様々なお手入れに使います。
  • クエン酸、ビネガー(酢)・・・アルカリ性の汚れに対して使います。水垢、湯垢、トイレの尿石、石鹸カス、生臭いにおい、タバコのヤニ、アクの黒ずみなどに効果があります。
  • 液体せっけん
  • 100均の容器・・・ スプレー容器やふりかけタイプの容器など、100均ショップで手に入ります。
  • 布、スポンジ
    アクリルたわし・・・アクリル100%の古セーターや毛糸でも作れます。100均でも手に入ります。
  • キッチンペーパー、ティッシュなど・・・時間を掛けるときに浸す役目です。
  • 古歯ブラシ・・・細かいところの汚れを落とします。

キッチンのお掃除
調理器具のお手入れ
浴室・トイレ・洗面
こんな使い方も

Q&Aコーナー

ガスコンロの汚れ落とし

料理の吹きこぼれ、焦げ付きが主な汚れです。油分も多く時間がたつと汚れも目立ちます。汚れたらすぐに拭き取れば綺麗に保てます。
用意するもの
重曹、スポンジ
汚れた場所に重曹をふりかけ、水拭きします。

ガスコンロの頑固な汚れ

料理の吹きこぼれ、焦げ付きが主な汚れです。油分も多く時間がたつと汚れも目立ちます。汚れたらすぐに拭き取れば綺麗に保てます。
用意するもの
重曹ペースト、新聞紙、布
油汚れのひどい場合には重曹の粉か重曹ペーストを塗りつけます。しばらくした後、新聞紙や布で拭き取りし、仕上げは水拭きします。

グリルの汚れ落とし

グリル皿には食べ物の油分がたっぷり落ちて熱により油もしっかりこびりついています。油分は酸性ですのでアルカリ性の重曹でよく落とせます。
用意するもの
重曹ペースト、重曹、スポンジ
受け皿に重曹か重曹ペーストを塗り油を浮かせます。スポンジにペーストをつけてこすります。布で拭き取りし、乾かします。
一口:調理前に重曹又は重曹水を受け皿に入れておけば簡単に手入れができます。

コンロの受け皿の汚れ落とし

特に料理の吹きこぼれがたまってしまう場所です。外して少し大きめのボールに重曹といっしょに漬け込みします。
用意するもの
重曹ペースト、ビネガー、石鹸、スポンジ、布
スポンジに重曹ペーストをつけて少しこすり10分程度放置。重曹を再度ふりかけて布で拭き取ります。ビネガーをスプレーして拭きます。

バーナーの目詰まり

バーナーは火力を維持する大切な場所です。スリット型になったバーナートップを重曹につけ込むと目詰まり解消します。
用意するもの
重曹、水、適当なブラシ
バーナーを取り外して重曹水につけ込みし、ブラシでこすれば汚れが取れます。よく乾燥すればバーナーの火力も元気です。

レンジの窓や扉の汚れ

調理の時に中の出来具合を確かめるのにいつもピカピカにしておきたいものです。ここは汚れのつきやすい場所です。
用意するもの
重曹ペースト、重曹、布、ペーパータオル
重曹か重曹ペーストを塗りつけます。湿らせたペーパータオルに重曹を振りかけてしばらく置いておきます。後は布で拭き取りします。

レンジの吹きこぼれ

料理が吹きこぼれてしまったら予熱があるうちに処置をすれば意外に簡単です。
用意するもの
重曹、重曹ペースト、ぬるま湯、布、スポンジ
余熱があるうちに重曹を振りかけます。しばらく放置し、ぬるま湯に浸したスポンジに重曹ペーストをつけて拭きます。後は布で拭き取りすればOKです。

レンジの汚れ取り

使い勝手の良いレンジは万能調理器です。それだけ多く使いますので、庫内は汚れっぱなし。こまめなお掃除がいちばんです。
用意するもの
重曹、布
固めに絞った布に重曹をつけてこすります。仕上げに水拭きすれば簡単なほごれは落ちます。外側についた手垢や汚れも重曹で拭き取れます。

レンジ内の頑固な汚れ

レンジの中まで掃除するのは結構厄介な作業です。そんな時はとっておきの方法があります。
用意するもの
重曹、水、耐熱容器、布
重曹大さじ2杯に水ワンカップを耐熱容器に入れてよくかき混ぜます。そのままレンジの中に入れて約2分蒸気がでるまで通電します。レンジの中についた蒸気を布で拭き取ります。

オーブントースターの汚れ

焦げカスのたまるオーブントースターはまずしっかりと汚れを掻きだしましょう。受け皿がアルミの場合が多いので重曹は使えません。
用意するもの
重曹、ビネガー、石鹸、スポンジ、歯ブラシ、布
アルミのトレイは石鹸で洗います。オーブン内は歯ブラシなどに重曹をつけてこすります。仕上げはビネガーを吹き付けて拭き取ります。

シンクの汚れ落とし

ステンレスの内側についた油やぬめりなどの汚れは重曹で落とせます。仕上げはビネガーを使いましょう。
用意するもの
重曹、ビネガー、スポンジ、布
シンクに重曹を振りかけて、ぬらしたスポンジでこすります。あとは水で流し、ビネガーを吹き付けして布でふき取ります。

三角コーナーのにおい

生ゴミに水分があり雑菌が繁殖しやすい状態です。臭いは事前の対策で結果よしです。
用意するもの
重曹、ビネガー
三角コーナー底に重曹を振りかけます。溜まった生ゴミは早めに捨てることが肝心です。その時ビネガーをスプレーしておけば雑菌の繁殖も防ぐ事ができます。

三角コーナーのぬめり取り

ぬめりやカビの発生しやすい場所ですので時々コーナーのお手入れもすると良いでしょう。ぬめりが進行すると臭いもきつくなりますのでこまめにお掃除をしましょう
用意するもの
重曹、ビネガー、スポンジ
湿らせたスポンジに重曹をつけてこすります。水で洗い流します。濡らしたスポンジに重曹をつけて三角コーナーをこすります。水で洗い落としてビネガーをスプレーします。

排水口のつまりと汚れ

排水口は食器からの食べ物に含まれる油分、野菜のカス、食べ残しなどの汚れがたまりカスが口を塞いでしまいます。詰まりの原因にもなりますので時々は排水溝を清掃しましょう。
用意するもの
重曹、塩、油
汚れを落とすには少しハードな作業ですがここでは重曹と塩を同量混ぜ合わせ排水口に振りかけます。お湯を1リットル程度流してから一晩置いておきます。翌日さらにお湯を少し多めに流せばすっきりします。

排水口の頑固な汚れ

排水口には汚れとカビなどが発生し放置していれば落としにくい汚れになってしまします。
用意するもの
重曹、ビネガー
重曹を排水口に振りかけます。その上から酢を少しづつ流しいれると泡が発生し洗浄作用が働きます。さらに頑固であれば排水口に重曹を振りかけて、沸騰前の酢をその上から流しいれます。30分程度そのままにして、お湯で流しましょう。

キッチンカウンターの手入れ

キッチンのカウンターはいつも綺麗にしておきたいのですが意外に汚れが目立つところです。ステンレスと人造大理石ではケアの仕方が異なります。
用意するもの
重曹、スポンジ、布
重曹をカウンターに振りかけて湿らせたスポンジでごしごしこすります。ステンレスではその後ビネガーをスプレーして水拭きします。人造大理石は酢やビネガーで溶けますので水拭きだけで済ませます。

頑固なカウンターの汚れ

ステンレスについた頑固な汚れは重曹とビネガーのパワーで取ります。
用意するもの
重曹、ビネガー、スポンジ、布
ビネガーにスポンジを浸します。スポンジに重曹を振りかけて天板をこすります。このとき重曹とビネガーが反応し炭酸ガスが発生、重曹の研磨力と併せて活用すれば結構汚れ落としができます。

換気扇の汚れ落とし

換気扇は手の届かない場所が多く中々お掃除できないのですがこれが汚れをこじらせる原因になります。
用意するもの
重曹、スポンジ、布
湿らせたスポンジに重曹をつけてこすります。仕上げは水で拭きます。重曹は油となじんで汚れとして浮かせる役目を果たします。

頑固な換気扇の汚れ落とし

頑固な換気扇についた油は中々落とす事ができませんのである程度時間を掛けて掃除しましょう。
用意するもの
重曹ペースト、ビネガー、ラップ、布
汚れの樹になる場所に重曹ペーストを塗り、ラップをします。約1時間程度は放置します。ラップを外し、ビネガーをスプレーし水で拭きます。

ゴミ箱の臭い取り

キッチンのゴミ箱は開ける度にいや〜な臭いがして気になります。ここでは雑菌や微生物が繁殖しやすい環境なのです。
用意するもの
重曹
ゴミ箱を開けるたびに重曹を適量振り掛けるとにおいも出なくります。日に3~4回行えば良いでしょう。

銅製鍋の汚れ落とし

長く使用している銅製の鍋は黒ずんできます。これをぴかぴかにする方法があります。
用意するもの
重曹、ビネガー、レモン
鍋に重曹を振りかけ、その上からビネガーをスプレーします。15分程度放置し、レモンを半分に切り、こすります。水ですすいで乾燥させれば完了です。

銅製鍋の内側の汚れ落とし

鍋は使えばそれなりに風味が出てきますが内側が油で汚れてしまうこともしばしば。
用意するもの
重曹、ビネガー、水
鍋に重曹、ビネガー、水を入れて、火にかけて沸騰させます。火を止めて数時間置いてから水で洗います。

鍋の焦げつき落とし

料理をしていて鍋を焦げつかせた事もしばしばでしょう。これはその日のうちに手入れする事です。
用意するもの
重曹、水、スポンジ
焦げた部分がかぶるくらい水を入れて、重曹を加えて沸騰させます。火を止めて一晩放置します。※但し、アルミ製の鍋では使用しないこと。黒ずみます。
頑固な焦げつき落としには・・・少しひどくなった焦げつきは重曹だけよりさらに強力なビネガーも加えて煮沸します。

オイルポットの汚れ落とし

オイルポットは油でベトベトしてしまいます。拭いてもなかなか綺麗にならないし、ベトベト感は残ってしまいます。
用意するもの
重曹、ビネガー、石鹸、スポンジ
湿らせたスポンジに石鹸をつけて泡立てます。重曹をポットに振りかけてスポンジでこすります。油分が取れたらビネガーをスプレーして拭き取れば完了です。

冷蔵庫の汚れ落とし

食品の保存庫としての冷蔵庫は清潔に保つことが必要です。汁や油などがこぼれたり付着することも多いのです。
用意するもの
重曹、布
固く絞った布に重曹をつけてこすります。水拭きをすれば仕上がりです。

頑固な汚れには・・・固まった汚れには重曹を振りかけます。酢を浸したペーパーを上に乗せて2時間ほど放置し、汚れが柔らかくなったらスプーンなどで取り除きます。

まな板の臭い取り

まな板は臭いのつくものですから肉魚用と野菜用に分けて使いたいものです。
用意するもの
重曹
重曹を少量の水で溶いてクリーム状にしてまな板に塗り付けます。10分程度で馴染みますので後は水ですすいで乾かせば衛生的です。

まな板の汚れ落とし

食材を切るまな板には雑菌が発生しやすいのでいつも清潔を心がけて使いましょう。
用意するもの
重曹、熱湯、スポンジ
まな板の汚れを軽く落とします。重曹を振りかけて熱湯を掛けます。スポンジでこすり水で洗えば完了です。

ポットの臭い取り

密封されたポットは臭いがつきやすく、洗ってもなかなか取れないのです。
用意するもの
重曹、水
水筒やポットに重曹を入れ水を適量加えて溶かします。しばらく置いてからよく振ります。中を洗い流せば完了です。

タッパ―の汚れ落とし

洗っても汚れの取りにくいタッパ―は保存容器としても使用するために臭いが残ってしまうことも多いのです。
用意するもの
重曹、スポンジ
汚れを軽く洗います。タッパ―に重曹を振りかけてスポンジでこすります。水拭きで仕上がりです。

家電製品の汚れ落とし

炊飯器、冷蔵庫、電気ポットなどキッチンの周辺で使用する器具は知らない間に汚れてしまっているものです。
用意するもの
重曹、布
布を水で濡らし固く絞ります。重曹を布につけて磨くように拭きます。後は水拭きをして完了です。

コーヒーメーカーのフィルター

フィルターホルダーには溝があり汚れをなかなか落とせませんので歯ブラシなどを使って丁寧に掃除します。
用意するもの
重曹、歯ブラシ
フィルターホルダーの内側を濡らして重曹を振りかけます。しばらく放置し、溝などの細かい部分を歯ブラシでこすればOKです。後は丁寧にすすいでおきましょう。

コーヒーメーカーの手入れ

コーヒーメーカーには汚れがつきやすく清潔な器具でおいしくいただくのは手入れが肝心。
用意するもの
重曹、ぬるま湯
ぬるま湯に重曹1/4カップを入れて溶かします。コーヒーメーカーに入れてスイッチを入れて作動させます。次にもう一度水だけで作動させれば汚れも取れます。

茶渋の汚れ落とし

紅茶や茶の渋は長い事使用しているとどうしても付着します。
用意するもの
重曹、スポンジ、(レモン)
湿らせたスポンジに重曹をつけて、茶渋のついたところをこすります。後は水洗いだけです。

がんこな茶渋には・・・茶渋にレモンの汁をかけてそのまましばらく放置、スポンジに重曹をかけてこすり、後は水洗いします。

ふきんの手入れ

食器を洗い終わって、流し台やガス台の回りを拭きます。このとき台ふきが残ります。時間が経つとくすんできて、なんとなく不衛生な感じが気になります。
用意するもの
重曹又は石鹸少々
ステンレスの鍋に付近を入れて重曹を大さじ1杯入れ、ガス台にかけて煮洗いします。ぐずぐずしてきたら3分程度放置します。また、石鹸で煮洗いしても綺麗になります。

金属製食器の汚れ落とし

金属製の食器はしばらく放置していると黒ずんできます。ステンレスや洋銀などの食器は光っているものを使いたいですね。
用意するもの
重曹、スポンジ、布
湿らせたスポンジに重曹をつけて金属を磨きます。粉末状の重曹は磨く力が強いのでよく光ります。磨いた後は水洗いしましょう。乾いた布で拭けば輝きも増します。

ミキサーの汚れ落とし

ミキサーは手洗いするには少し細いので手入れはブラシなどを使用することが多い。そんな時重曹で手入れすれば簡単で清潔に保てます。
用意するもの
重曹、水
ミキサーに2/3まで水を入れて重曹を大さじ1杯入れます。約3分程度ミキサーを作動させます。水を新しく入れ替えて同じく3分程度作動すれば中まで清潔になります。

におい取りに使える重曹

冷蔵庫や食品保管庫などでは常ににおいが発生しています。腐っていたり、食品の混ざった独特の臭いはどうしても発生してしまいます。
用意するもの
重曹、布
絞った布に重曹をつけて満遍なく庫内を拭きます。その後紙コップなどの容器に重曹の粉末を入れれば臭いも取れます。備長炭や活性炭も同時に入れれば効果が増大します。

プラスチックのにおい取り

プラスチックは独特の臭いがしますので気になる方も多い。
用意するもの
重曹、ビネガー、石鹸、お湯
容器にお湯を張り、重曹、酢を大さじ1杯と液体石鹸を少し入れて一晩ねかせます。翌日水できれいに洗います。

カレーの汚れ落とし

カレーは煮込むほどおいしいのですが、とろとろしてくると熱の回りが悪くなり温めなおしで焦がすことがよくあります。
用意するもの
重曹、ヘラ、スポンジ
まずカレーをヘラで落とします。鍋に重曹をまんべんなく振りかけて、スポンジでこすると良く汚れが取れます。後は水で洗い流しましょう。※但し、アルミの鍋は鍋が傷むので重曹の使用は禁止です。

シンク下のにおい取り

シンクの下も気になる場所ですが、ここには油やしょう油などいろいろなものを入れがちです。湿気もありにおいは発生しやすいのです。
用意するもの
重曹
ふたの開いた容器に重曹を入れてパイプ周辺に置くと湿気やにおいを取ってくれます。

入浴剤代わりに

入浴時に重曹を使うと肌がつるつる。
用意するもの
重曹
重曹を1/2カップ浴槽に入れます。香りとしてハーブオイルを少したらしてみるのも楽しみになります。保温効果を狙うのであれば、塩を同量混ぜて溶かします。但し混ぜた場合は半分の量で使いましょう。

歯みがき粉として利用

すっきりするとかで最近重曹で歯みがきしている人結構いるのです。
用意するもの
重曹
重曹粉末を適当に歯ブラシにつけて磨きます。これも薬局方の重曹を使えば安心です。

蚊にさされた時に

刺す昆虫の唾液は酸性なのでアルカリ性の重曹で中和すればかゆみを抑えてくれます。
用意するもの
重曹、グリセリン、ハッカ油
重曹とグリセリンを3対1の割合で混ぜ合わせます。ハッカ油を少し垂らせば出来上がりです。小さな容器に入れて保存しておけばいつでも使えます。バンドエイドなどのガーゼ部につけて貼ればOKです。

ぬいぐるみのお手入れ

ぬいぐるみはほこりや汚れが知らない間にしっかりついています。手入れは重曹で。
用意するもの
重曹、ビニール袋
ぬいぐるみをビニール袋に入れて重曹をふりかけて袋ごとゆすります。全体にゆきわたったらブラシでお手入れをしてください。

プールの後のお手入れ

プールでは消毒用に塩素が入っています。その為髪の毛や水着が退色しやすくなります。
用意するもの
重曹
重曹水を作っておき、プールの後はまず重曹で髪の毛を洗えば酸性が中和されます。水着も洗面器に入れて重曹水に浸すことで退色も予防できます。

クレヨンなどの油汚れ

クレヨンは油で固めた絵の具ですから、ついてしまったら重曹で落としましょう。
用意するもの
重曹、布、スポンジ
湿らせた布に重曹を少しつけてこすります。軽い場合はこれでOKです。少し頑固になった場合はスポンジでこすり、あとは洗濯機で洗い流しましょう。

植物の手入れ

重曹の水溶液を用意しておけば、花や植物もいきいきします。
用意するもの
重曹、水
重曹1/3カップを水2リットル程度に溶かし、薄い重曹水を作ります。観葉植物にスプレーして葉を拭きます。切花は小さじ1/2程度を水1カップに溶き、花瓶にいれて花を飾りましょう。

土をアルカリ性に保つ

土の手入れにも重曹が活躍します。ペチュニアなどのアルカリ性を好む植物には薄い溶液を与えてください。
用意するもの
重曹、水
重曹1/4カップを水1リットルに溶かして与えてください。

植物の虫除けに

アブラムシは花や新芽の頃によく付いてしまいます。
用意するもの
重曹。サラダ油、水
重曹小さじ1とサラダ油1/3カップを混ぜて原液を作ります。原液小さじ2杯を水1リットルに入れて混ぜます。これをスプレー容器に入れて噴射します。

タイルのカビとり

軽いカビであれば重曹で簡単に落とせますが、頑固な黒カビは落とし難い汚れの代表格です。
用意するもの
重曹ペースト、スポンジ、歯ブラシ
歯ブラシに重曹ペーストをつけてこすります。軽い場合はこれでOKです。少し頑固になった場合は重曹にビネガーを吹き付けて炭酸ガスの効果で落とします。カビの生えない環境を作ることが効果的。入浴後、水やシャワーで壁面などを流し軽く拭いたら、換気して乾燥させておきましょう。

洗面台の汚れとり

洗面所は手洗いや歯みがき、小物の洗濯と一日中忙しく使う場所で、それだけ汚れやすいのです。
用意するもの
重曹、ぬるま湯、布、スポンジ
ぬるま湯で湿らせたスポンジに重曹をつけてこすります。磨いたあとは布で水拭きすればOKです。

水栓金具の汚れ落とし

金具の汚れは湯垢、石けんカスなどがこびりついています。
用意するもの
ビネガー、重曹、ティッシュ、歯ブラシ
入浴後に、ビネガーを含ませたティッシュを金具にパックします。翌日、重曹をつけたスポンジ又は歯ブラシでこすります。金具の根元は汚れやすいので、時々ビネガーを吹き付けておくと水垢は付きづらくなります。

頑固な洗面台の汚れとり

水垢の溜まった洗面台の汚れとりはてこずります。まず汚れを緩めることから始めましょう。
用意するもの
ビネガー。重曹、ティッシュ、歯ブラシ、布、スポンジ
まず汚れたところにティッシュを当てて、ビネガーを適量垂らします。約1時間で汚れが浮いてきます。ティッシュを取り、重曹を振りかけて歯ブラシ、スポンジでこすります。あとは水洗いします。

鏡の汚れとり

鏡には飛び散った洗面所の水垢がたくさんついています。きれいに磨かれた鏡は、明るく気持ちが良いものです。
用意するもの
重曹、ぬるま湯
ぬるま湯に重曹を溶かします。量としては、お湯1カップに重曹小さじ1杯程度です。布を重曹湯に濡らし、鏡を拭きます。そのあとカラ拭きすればきれいになります。
頑固な汚れには・・・歯みがき粉をスポンジに付けてこすります。あとは水洗いすればきれいになります。

洗濯機のお手入れ

洗濯機は毎日使いますが、手入れはどうもという方が多いものです。洗っているところなのに、しつこい汚れが付いてきます。
用意するもの
重曹ペースト、スポンジ
重曹ペーストをスポンジにつけて汚れをこすります。汚れが取れづらい時は、重曹に石けん液を混ぜたペースト状のものをスポンジにつけてこすってみましょう。

洗濯機のカビとり

洗濯機にはカビが生えやすいので、まめにお手入れしましょう。
用意するもの
重曹
洗濯機に重曹を半カップほど入れ、衣類も一緒に洗濯しましょう。洗うことで少しづつカビも取れます。

アイロンの手入れ

アイロンの底には、糊が汚れと一緒に焼きついています。使う前に手入れすれば衣類に汚れもつかずアイロンのすべりも良くなります。
用意するもの
重曹ペースト
アイロンに重曹ペーストをつけて布で念入りに拭き取りましょう。

バスタブの湯垢落とし

毎日入るお風呂は清潔さがなにより。入った浴槽に湯垢が浮いていては台無し。
用意するもの
重曹、スポンジ
バスタブに重曹の粉を振り掛けて、湿らせたスポンジで磨く。湯垢は簡単に落とせます。後は水で洗い流しましょう。
※木製の風呂には重曹は使わない。人造大理石には酢やビネガーは使わない。

頑固な湯垢落とし

頑固な湯垢は酸性のビネガーで。湯垢をなじませてから重曹を使う事によって炭酸ガスの効果により浸透力が増大します。
用意するもの
重曹ペースト、スポンジ、ビネガー、水
湯垢がひどい場合には、ビネガーをスポンジに浸し、重曹の粉末をつけてこすります。後は水で洗い流します。

シャワーホースの汚れ落とし

シャワーホースも結構知らない間に汚れています。石けんカスなどがこびりついている場合もあります。
用意するもの
重曹、スポンジ、歯ブラシ、ビネガー
湿らせたスポンジに重曹を適量つけて、水を流しながら上から下へこすります。シャワー口の細かいところは歯ブラシに重曹をつけてこすります。頑固な場合にはビネガー水に1時間漬けてから歯ブラシで洗います。

排水口の汚れとり

排水口は、髪の毛やカビなどでヌメリが出やすいものです。
用意するもの
重曹、ビネガー、湯、スポンジ
重曹を振りかけてから、沸騰したビネガーを少しづつ注ぎ込みます。泡が出てきたら適当な大きさのフタをして養生します。30分程度で汚れが浮き出ますので再度お湯で流します。

便器のお手入れ

普通では落ちない汚れの原因は尿石となってこびりついています。
用意するもの
重曹、ビネガー、スポンジ
ビネガーを便器にスプレーします。2時間程度そのまま放置して汚れを緩ませます。その後トイレブラシでこすります。その後重曹を振りかけて再度ブラシで汚れを落とします。重曹の研磨力を活用すれば徐々にキレイになります。

トイレの床の汚れ落とし

トイレの床は水と小水が飛び散り、汚れが乾いている状態です。
用意するもの
重曹ペースト、ビネガー、布
重曹ペ―ストを使ってピンポイントで汚れを落としましょう。仕上げはビネガー水で拭き、リンスしましょう。

日常のトイレ管理

汚れの清掃は毎日が基本です。特に汚れが付きやすい便器内汚れも、予防をすれば万全です。
用意するもの
ビネガー
トイレのたびにビネガーをスプレーします。ビネガーとしてはクエン酸水にアロマオイルを数滴加えたものを使うと、香りもよくケアもしやすい。

トイレのにおいとり

トイレのにおいは重曹で取ります。エッセンシャルオイルを併用すれば、快適な環境になります。
用意するもの
重曹、紙コップ、エッセンシャルオイル
かわいいデザインものの紙コップに重曹を入れてオイルを数滴垂らし、適当な場所に置きます。紙コップ2つを用意して2/3程度重曹を入れて半月ごとに一つを交換。交換した重曹は別の場所やタンクの清掃用に活用できます。

重曹は体に悪くないのですか?

重曹の成分は炭酸水素ナトリウムです。この成分は酸性になった体を中和する役目も持っています。体の中で活躍している成分で料理などにも利用しています。但し、塩分を制限している方は使用しないでください。

中性洗剤より安全ですか?

洗剤を毎日使うと手あれや発疹がでてしまう方も多いようです。重曹は肌への刺激が少なく洗剤より手あれが少ないのです。但しアルカリアレルギーの方は注意してください。

どのような重曹が安全ですか?

重曹にはお掃除に使うものや料理用に使うものがあります。モンゴルやアメリカでは天然の重曹があります。もちろん人工の製品もあり、純度により食用・医薬用・工業用が分かれています。食用、医薬用は規格が厳しく安全ですが掃除用であれば安価な工業用でも使用できます。

重曹は環境汚染にならないのですか?

重曹は人間の生活に役立つもので、酸性雨、土壌の堆肥化、ゴミ処理場のにおいなど大いに役立っています。生活環境を守るうえからも大切な物質といえる、環境に優しく貢献するものです。

保存の方法はどのようにしますか?

粉末状なので湿気があると固まりやすくなります。保管は冷暗所で密閉度の高い容器に入れて小分けにして使えば3年程度は持ちます。古くなったら酢などを垂らして泡が発生するかどうかを確認しましょう。